日本の政治について語りましょう。
今回のトピックは、フェミニズムと日本についてで行きたいと思います。(today's topic is feminism and Japan let's discuss)
私は日本はフェミニズムを受け入れるべきだと思います。(I think Japan need feminism)
理由として、女性の持つ潜在的な力というものが発揮されれば、日本の社会の持つ問題点の一つである労働力不足が解決されうるからという経済的視点と女性がこれまで日本人男性によって不当に弾圧されてきた歴史を考えると、フェミニズムを受け入れ、アファーマティブアクションなどを導入する事により、差別を減少させるべきだという倫理的な観点からこの論点が支持されると思います。
現在の日本の問題は、労働力人口減少による産業の衰退で、また、高齢化の為に納税者の数が減り、一人当たりの負担額が増える事による年金・福祉制度の破綻が問題となっています。
もし、女性が社会に進出すれば、彼女たちは、生産という意味でのGDPと支出の意味でのGDEの両方に貢献する事ができ、経済的なメリットは計り知れません。
加えて、現在の少子化の要因として、養育費の高騰が挙げられます。一人の赤ちゃんが成人するまでにおよそ3000万円以上が必要と試算されており、子供は家計にとって大きな負担となります。男性の賃金水準が下がる中、金銭的な負担から子供を持てない家庭が増えている。ならば、女性にも所得を積極的に得てもらう事によってこの問題を図る事が重要ではないでしょうか?
また、道徳的な観点からも女性の社会進出は必要です。
女性は長らく男性優位社会で差別されてきました。
例えば、法的に見ても、女性には財産権は無く、家長の支配下に置かれた時代というものは長く、法体制以外の部分においても、文化的・社会的に抑圧された例が多かったし、今も存在します。例えば、女性に高等教育はいらないからと、女性に対する教育費を渋る傾向は、私の先祖にも見られました。
しかし、現代の生物学が明らかにしているように、女性と男性の能力に差異はありません。差異は無いのに、女性から働く権利、教育を受ける権利を奪ってきた日本社会、日本の男性(私も含めてですが)の歴史や現状を深く恥じるべきだと思います。
そして女性が働きやすい環境を作るために、アファーマティブアクションは必須と言ってもいいでしょう。
男性に占められた会社組織の中で女性が上り詰めるには難しいものがあります。ガラスの天井が良い例ですが、男性からの嫉妬・偏見・差別によって能力のある女性が活躍出来ない現状を変える為にも、女性に対する優遇制度を設け、女性と男性を対等にするような措置が求められます。